人力車伊東組 林 昇(はやし・のぼる)さん
まだ1年目、もともとはバンドマン伊東の名物となった人力車。駅のロータリーわきで待機しています。もともとは群馬にあった人力車製造工場が、伊東に移転したのをきっかけに、1990年(平成2年)から伊東市内の観光を始めたとか。「私はまだ1年ですが、お客様との会話が楽しくて、こうして毎日伊東の町をまわっています」という林昇さん。「もともとはバンドマンで、ドラムをたたいていたんです。だから、最初のうちは力がなくてね」。2人乗りの人力車を引きながら、30分から長い時では2時間ものガイド。1日7、8組のお客さんが来ることもあるというから、体力がなくては務まりません。「人力車って、引っ張って走るというイメージを持ってる人が多いようですけれども、本当は歩きながら引くんです」
お客さんが喜んでくれて、会話がはずむと楽しい
それでも夏場は、アスファルトの上は40度以上にもなるし、風の強い日や冬の寒さもこたえるのでは。「つらい仕事ですけど、それを考えたらできません。なによりもお客さんが喜んでくれて、会話がはずむと楽しいんですよ。人生経験豊富な中高年の方と昔の話をしたりね」。コースは交渉次第。海を眺めるもよし、松川畔で温泉情緒を堪能するもよし、旅の思い出に試乗コースを体験するもよし。少し高い視線で景色を眺めながら、昇さんとの会話を楽しんでみてはいかがですか。
●人力車伊東組/0557-48-9419(通常は伊東駅前で待機しています)
