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長野県カーリング協会副理事長 上田裕一さん
取っ手の付いたストーンを氷上で滑らせ、いかに標的に近づけるかを競うカーリング。デッキブラシのようなものでゴシゴシと氷をこする光景がなんともユニークな競技です。軽井沢町の体育指導員をしている上田裕一さんがカーリングに出会ったのは10年ほど前のこと。「体育指導員というのは、いわゆる“ニュースポーツ”を開拓して普及させるという役割を担っているんです。私も何か新しいスポーツはないかと探していき、あるイベント会場でカーリングの本を見つけて、コレだ!と思いました。しかもその本の訳者が高校の先輩だったんです」。
その先輩から、軽井沢でカーリングの講習会を開きたい、と上田さんのもとに電話が入ったのはそれから1カ月ほどたってのこと。「ほんとにいいタイミングでした。講習会でカーリングは軽井沢町に合ったスポーツだということを確信したんです。ここには1年中滑れるアイスリンクがありますからね。それから仲間を集めてすっかりハマっていったんです」
カーリングの普及に努めて10年、1998年の冬季オリンピック開催地が長野に決定してからは、カーリングを公式競技にと運動を続けた上田さん。その甲斐あって、とうとうカーリングが史上初の公式競技に決まり、しかも会場は地元軽井沢に。
「こんなうれしいことはありません。これを機会に、多くの人にカーリングの魅力を知ってもらいたいですね」いまいちルールがわかりにくいカーリングを観戦するポイントは、「スキップといって、ストーンを投げる位置を指示する人がいるので、その人の指示通りの所にストーンが止まるかどうかを見てください。それでチームが強いか弱いかがわかりますよ」とのこと。上田さんの本業は軽井沢駅前で3代続く食堂「まるほん」の経営。
「気軽に寄ってください。カーリングのこと、長野オリンピックのこと熱く語り合いましょう!」
(まるほん/軽井沢駅から徒歩30秒。軽井沢町軽井沢東4-5/0267-42-2061)

