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「小諸なる古城のほとり」に広がる、詩情あふれる素朴な町です。
浅間山と千曲川に挟まれた標高約670メートルの勾配(こうばい)に位置する小諸は、鎌倉時代に小室氏が小諸城を建てたことから城下町として栄えました。小諸城といえば、だれしも島崎藤村の小諸時代の代表作「千曲川旅情のうた」を思い出します。「小諸なる古城のほとり……」という詩句は余りにも有名です。1871年(明治4年)の廃藩置県で小諸城はその使命を終え、1880年(明治13年)に本丸跡に神社をまつり、懐古園と呼ばれるようになりました。 懐古園の玄関口にあたる三の門には、名前の由来となった、徳川家達公の筆による「懐古園」の大額が掲げられています。浅間山が噴煙を上げる豊かな自然を感じながら町を歩けば、土蔵造りの家々、古寺、石仏などが、旅人をやさしく迎えてくれます。若山牧水、高浜虚子、幸田露伴、伊東深水など、数多くの文人が来訪し刺激を受けた、詩情あふれる素朴な故郷です。島崎藤村が、小諸義塾で教鞭をとるかたわら、詩人から小説家へと着実に転身をはかった土地でもあります。
取材協力:小諸市商工観光課 企画制作:株式会社インフォ・クリエイツ
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