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いにしえの風情が今に息づく「塩の道」
千国(ちくに)街道は「塩の道」という別名を持っています。その昔、北陸方面からの貴重な塩や海産物が運ばれてきた道筋で、かつてはそこを歩荷(ぼっか)と呼ばれる人夫牛馬が行き交っていたといわれています。糸魚川(いといがわ)から松本へ向かう山道は約30里(約117キロ)。毎年5月にはこの道を舞台に、「塩の道祭り」が行われます。昔の旅装束(たびしょうぞく)を身にまとった参加者たちが、いにしえの情景に思いをはせながら旧街道をめぐる恒例行事。春のさわやかなそよ風と草花に励まされながら、約5時間を歩きます。
