静岡まつり夜桜乱舞振付師 内山房子(うちやま・ふさこ)さん
振り付けは軽快なジャズダンス風
桜が咲き乱れる毎年4月、華やかに繰り広げられる静岡まつり。40周年にあたる1995年、もっと市民に身近な祭りにしていこうということで、市民参加による夜桜乱舞を踊ることになりました。このダンスの振り付けを担当したのが、市内在住の内山房子さんです。「静岡出身の作曲家、川辺真さんにお願いして、さくらさくらとちゃっきり節の2曲をアップテンポで編曲していただいたんです。それが『さくら96』と『平成ちゃっきり』。振り付けは軽快なジャズダンス風にしました」。学生のころからダンスが大好きだったという内山さん。高校時代は体操の選手としてインターハイに出場した経験もあるそうです。
高齢者向けに、スローテンポバージョンも
「体育大学に進み、フィンランドではジャズ体操に魅せられ、すぐその足でキサカリオという社会体育大学で短期講習を受けたんです。海外青年協力隊として中米3カ国を訪問したときには、コスタリカでゴンザレスというジャズダンスの先生に指導を受けました。そこで考えたのがジャギー(ジャズギムナスティック)です。ジャズ体操の健康面とジャズダンスの芸術面をミックスしたようなもので、1980年(昭和55年)ごろから教室を始めたのですが、最近はそろそろ若い人に任せて…と思い始めたところなんです」。そこに夜桜乱舞の振り付けの話が来たというわけ。「ニューヨークでダンスの勉強をしてきた娘の力も借りて作り上げました。高齢者の方向けに、スローテンポバージョンも作りました。おかげさまで好評で。当日は幼稚園児から70代の方まで、3,000人以上の人が踊ってくれました」。今年もダンスの講習を受けたいという声があちこちから届くとか。市民の祭りへの熱は高まる一方です。
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