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神話に彩られた出雲大社の創建
祭神に大国主命(オオクニヌシノミコト)を祭り、縁結びの神、福の神として知られる出雲大社。「古事記」や「日本書紀」によると、大国主命が開拓した出雲の国を争いなく譲ってくれたことに感謝した天照大神(アマテラスオオミカミ)が、その礼として宮を建て与えたのが起源とされています。出雲地方には、このような神話が数知れずあり、いつしか「神々の里」と呼ばれるようになりました。ことの真偽はともかく、近隣に点在する古墳などから察しても、大社を中心として古代出雲に文化圏が形成されていたというのは間違いないようです。はるか太古の昔には97メートルもあったと伝えられる社(やしろ)は、長い歴史のなかで姿を変えながらも、朝廷や武将たちの心のよりどころとして変わらぬ信仰を集め、今も参拝客は絶えません。
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出雲大社
現在の本殿は1744年に造営されたもので、日本で最も古い神社建築である大社造りの代表的な建築物として、国宝に指定されています。屋根は切妻造り、妻入りで、屋根にそびえる千木(ちぎ)は7.8メートル、3本の勝男木(かつおぎ)は5.4メートル、全体の高さは約24メートルという巨大なもの。しかも当初の本殿は、現在の4倍近い高さがあったといわれています。正面の拝殿は、1959年に再建されたヒノキ造りの美しい建物。長さ8メートル、重さ1,500キロの大しめなわがひときわ目を引きます。●出雲市駅から一畑(いちばた)バスで25分、出雲大社下車。

