松江市 この町この人

青木隆稲さん


津和野伝統工芸舎・手すき和紙職人 青木隆稲さん

和紙のニーズは年々多様化

津和野を代表する伝統工芸といえば石州和紙。青木さんは和紙すきはもちろん、原料となるコウゾ、ミツマタなどの栽培も自身の手で行うこだわりの職人さんです。「和紙作りは、昔は農家の副業でみんなやっとったんじゃ。農家のせがれじゃから、学校あがると自然にこの仕事をさせられたわけね。僕で4代目なんじゃけど、ご先祖は藩の殿様にも和紙を納めていたと聞いとります」。青木さんが和紙作りを始めてかれこれ40年。和紙のニーズは年々多様化しているといいます。

毎日が練習、毎日が勉強

「昔はただ立派な和紙を作っておれば重宝がられたけど、今はお客さんの注文もいろいろ。半紙でも墨がにじむ紙がいいとか、かな書き用に吸い込みの少ない方がいいとか、照明器具に使うから丈夫なのがいいとかね。一口に和紙といっても、原料の種類や配合の仕方、紙のすき方でその品質が全然変わってくるんじゃ」。竹製のすのこでねっとりとした白濁水をすくい、前後左右に動かしながら淡々と語る青木さん。「何年やってても、これでいいっちゅうことがないんよ。毎日が練習、毎日が勉強。お客さんに喜ばれ、信頼されるものを作りたいからね」

  • Blogじゃぱん「ホームタウン・ホームページ」
  • やさしいブラウザ
  • IAサーバー・ソリューション・カタログ