
市制施行への長い道のり
富良野町は、1956年(昭和31年)に東山村と合併しました。当時は、「新市町村建設促進法」の施行により、全国的に合併が促進されていました。この法律は、町村を合併させ、新たに市をつくることで、地方自治体に力をつけさせる目的でつくられたもの。市制施行の条件は、人口3万人以上でしたが、東山村と合併した時点での人口は約2万人8千人。そこで、山部村に合併を呼びかけたものの、山部村は、合併しなくても財政的に十分やっていけるとの考えで合意にいたらず、合併交渉はその後えんえんと10年もの間続きました。山部村は、その間に山部町となり、ついには合併の賛成・反対を問う住民投票が行われ、わずかの差で合併賛成者が上回り、1966年(昭和41年)2月に議会で合併を決定。そして、幾多の紆余曲折(うよきょくせつ)を経て、同年5月1日、ようやく道内で29番目の都市、富良野市が誕生したのでした。
