みどころ

星渓園(せいけいえん)

熊谷駅から徒歩3分の商店街の一角に、星川の源「玉の池」にわき水をたたえた回遊式庭園があります。木々の緑にスッポリと囲まれたその空間に足を踏み入れると、にぎやかな繁華街の中にいることを忘れてしまうほどの静寂に包まれます。星渓園は、熊谷県庁の誘致(明治初期)、旧熊谷堤の修築と桜の植樹、養蚕業の進行、私立中学校の創設など、熊谷の発展に偉業を成した竹井澹如翁(たんじょおう)によって、慶応年間から明治初年にかけて造られました。1884年(明治17年)には昭憲皇太后が、1921年(大正10年)には秩父宮がお泊まりになるなど、知名士の来遊が多かったといわれています。1950年(昭和25年)に熊谷市が譲り受け、現在、熊谷市指定文化財となっています。松風庵をはじめ数寄屋感覚を採り入れた3棟の木造建築と、庭園美の調和も味わいたいところです。
・入場無料。9時〜17時(11月1日〜2月末は16時)。月休(休日の場合は翌日)/048-522-9389

※星渓園と幸安寺では春に、直実と敦盛の名にちなんだラン科の多年草・クマガヤソウとアツモリソウの花を見ることができます。

星渓園

星川

星川

熊谷の街なかを流れる星川は、市民のふれあいの場として愛され続けてきました。現在、整備工事が進行中ですが、橋の欄干や川沿いの道に、彫像やオブジェが飾られ、芸術と自然を味わう散歩道として人々を楽しませています。

ひとくちコラム

中山道屈指の本陣があった町

江戸時代に皇族、公卿、将軍、諸侯、幕吏、神官僧侶など、当時の上層階級の人々が足を休め、宿泊したのが本陣です。熊谷の本陣は、1884年(明治17年)の火災で跡形もなく焼失しましたが、表は中山道、裏は星川に至る宏大な屋敷で、全国に現存する旧本陣と比べても、規模、構造ともに最大級のものだったと言われています。

古墳

市街地から車を走らせれば、数々の古墳も見ることができます。
古墳

ひとくちコラム

宮塚古墳

方墳の上に円墳をのせた形の「上円下方墳」は、全国的にも珍しいもの。古墳時代後期(7〜8世紀初め)の築造とみられ、国指定史跡になっています。付近には数基の古墳が遺存し、宮塚古墳群(県選定重要文化財)と総称されています。

大塚古墳

大字大塚にあり、地名は古墳があることから由来しています。今はその姿を見ることはできませんが、古墳の上には熊野神社が祭られています。

横塚山古墳

市内に3基ある前方後円墳のなかで、最も保存状態のよい古墳です。6世紀後半には成立していたと見られています。
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