日本初の郊外公園 井の頭恩賜(おんし)公園1917年(大正6年)に日本で最初の郊外公園として開園。井の頭池は、古くから江戸近郊の名所として知られ、『江戸名所図絵』は徳川家康が池の水をくんでお茶をたて、その清らかで甘美な水を賞揚したことや、三代将軍家光が鷹狩りに訪れて池のかたわらのコブシの木に小刀で「井の頭」と彫りつけたのが池名の由来である、という話を伝えています。御殿山の雑木林には、キンランや萩などの野草が咲き乱れ、桜の咲く花見のシーズンには、にぎわいもひときわ。野鳥の楽園にもなっていて、渡り鳥、留鳥や水鳥などバードウオッチングに最適。園内にはボート場や野外ステージ、運動競技場、テニスコート、プールなどの施設があります。特に親子、カップルがボートや足こぎボートで池の上で遊ぶ風景はおなじみのもの。豊富な樹木の種類や、知識を学ぶためのグリーンアドベンチャーコースも設けられています。隣接する井の頭自然文化園には動物園、水生物館、熱帯鳥温室、彫刻館などもあります。●京王井の頭線「井の頭公園前」下車すぐ。吉祥寺駅公園口より徒歩5分。 |
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江戸の生活を支えた玉川上水江戸の町の発展にともない、増え続ける人口に飲料水・生活用水を確保するため、1653年(承応2年)に造られた水道の遺溝。JR三鷹駅を横切るようにして、市の南端から井の頭公園を通って杉並へと抜けていきます。羽村の堰(せき)から四谷大木戸までの43キロの大開削工事は、当時の土木技術の粋を集めて7カ月余の短期間で完成したとか。玉川上水にかかる橋には、「むらさき橋」や「ほたる橋」「まつかけ橋」など情趣ゆたかな名前がつけられ、そのほとりには遊歩道のほか、太宰治の碑、山本有三記念館などの史跡が点在しています。一時は水が途絶えていましたが、現在は清流復活事業として高度処理下水を流し、両岸は樹木が生い茂る野草の宝庫となっています。 |
日本の天体観測の中心 国立天文台最先端の宇宙観測施設を持つ日本の天文学研究センター。共同研究や国際協力の拠点ともなっています。ハワイ・マウナケア山頂に建設中のスバル望遠鏡や、国内各地に置かれている観測施設からの情報を集積する本部機能が置かれています。武蔵野の雑木林が今も残る広大な構内には、最新鋭の天文学データ解析センターや、自動光電子午環、重力波実験室などとともに、大正時代から昭和初期に建設されたさまざまな観測施設が残っています。特に、1929年(昭和4年)に完成した65センチ径の屈折望遠鏡は、国立天文台のシンボルです。一般の見学者は、4月〜11月の第2・第4金曜日に約1時間の施設案内が受けられます。一般向けの天体観望会は、一年を通して第2土曜の前日の金曜・第4土曜の夜に行われています。●JR中央線武蔵境駅からバスで「天文台前」下車。/0422-34-3600 |
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160年間回り続けた新車(しんぐるま)大小14の杵(きね)、挽き臼(ひきうす)、昇降機などを直径4.8メートルの水輪で動かす精米製粉用の水車で、1808年(文化5年)から160年間稼働していました。複雑な機能がそのまま残っていて、隣接する古民家・峯岸家とともに市指定文化財となっています。・公開は毎月第1・3日曜日。申し込みは(株)まちづくり三鷹/0422-40-9669 ●三鷹市大沢6-10-15 |
太宰治・森鴎外の墓、禅林寺墓地には、1939年(昭和14年)から48年(同23年)に玉川上水で入水(じゅすい)するまで三鷹に住んだ太宰治の墓と、明治の文豪・森林太郎(鴎外)の墓が小道を挟んで向き合うように置かれ、毎年6月19日の桜桃忌、7月9日の鴎外忌には全国からファンが参拝に訪れています。境内にはまた、著名な建築家・谷口吉郎が設計した鴎外遺言碑や、市民の茶会などに開放されている茶室「無声庵」などの施設もあります。●中央線三鷹駅から徒歩10分、バス「八幡前」下車。三鷹市下連雀4-18-20/ 0422-44-8365 |
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