
霧降高原
カラマツ林に囲まれたペンション群の一帯を抜けると、有料道路に入ります。バスの終点が霧降高原。標高1,000メートル付近の高原は、7月のニッコウキスゲの大群落で知られています。しかし、近ごろは環境破壊が進んだせいか、「キスゲ平」に咲くキスゲの量がグンと減ってしまったといいます。ここから大山、丸山に至るハイキングコースは、さわやかな高原の空気を満喫できるコースとして人気。また、付近にはキャンプ場や貸別荘、牧場やテニスコートなどが点在しているので、滞在してアウトドアライフを存分にエンジョイできます。冬はスキー客でにぎわいます。
●東武日光駅からバス約25分。キスゲ平まではリフトに乗り継いで約30分。

中禅寺湖
男体山の噴火によってできた湖は、周囲約21キロのせき止め湖です。中禅寺温泉や菖蒲ケ浜のある北岸側は、土産物屋や食堂、ホテルが立ち並んでいて、観光地ムードがいっぱい。一方、半月山のある南岸側は、中禅寺湖の自然が色濃く残る、原生林に囲まれた景観が広がっています。春の桜と秋の紅葉は特に見事で、透明度の高い藍色(あいいろ)の水とのコントラストが実に美しい。中禅寺温泉から出ているロープウエーに乗って「茶ノ木平」まで行くと、中禅寺湖の向こうにそびえる男体山や、はるか奥日光までの絶景が一望できます。 
華厳滝
那智滝(なちのたき/和歌山県)、袋田滝(ふくろだのたき/茨城県)と並ぶ、日本三大名瀑のひとつである華厳滝。中禅寺湖から流れ出した水は、轟音(ごうおん)をたてながら97メートルもの岩壁を落下していきます。エレベーターで一気に下り、滝の正面にある観瀑台から仰ぎ見る姿は、大迫力の一言に尽きます。また、東武日光駅から中禅寺湖へ向かう途中の、第二いろは坂を登り切って、ロープウエーで3分ほどの地点にある「明智平」から望む華厳滝も、豪快で素晴らしい眺めです。・大人520円(エレベーター往復)。7時〜18時
●中禅寺温泉バス停から徒歩約3分

竜頭滝(りゅうずのたき)
奥日光の湯元温泉に位置する「湯ノ湖」から流れ出した湯川は、湯滝となり、戦場ヶ原をゆっくりと横切って中禅寺湖へと注いでいます。その中禅寺湖へたどり着く少し手前に、滝となって流れ落ちている部分があり、それを竜頭滝と呼んでいます。滝が流れ落ちてくる道筋の真ん中に、大きな岩があるため、流れが2つに割れるのが特徴的。真っ白なしぶきのうねる様子が、竜の頭のように見えることからこの名前がついたそうです。●中禅寺温泉からバス約15分
湯元温泉・光徳温泉
温泉宿が集まる湯元温泉は、奥日光の最奥地。湯ノ湖には自然研究路がめぐらされ、付近にはスキー場も完備されています。ここからさらに奥地へ入る、「切込湖・刈込湖」ハイキングコースは、静寂な森林浴を堪能できるスポット。また、光徳温泉は1軒宿ですが、牧歌的ムードに浸れる地。冬にはクロスカントリーを体験してはいかが。
●湯元温泉/東武日光駅からバス約1時間20分
●光徳温泉/東武日光駅からバス約1時間10分
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中禅寺湖のバス停付近にサルが登場!
じつは、近ごろの日光では山間の道路沿いだけでなく、観光客が集まるにぎやかな温泉街などにもサルがやってきてしまうのだそうです。したがって、“サルに餌(えさ)を与えないでください”の張り紙もよく見かけます。 
