
肥後象眼(ひごぞうがん)
純金、純銀などの地金を文様に型取り、鉄地に打ち込んだものを肥後象眼といいます。約400年前、加藤清正公の時代から火縄銃身や刀のつばに施していましたが、細川藩主の下でますます盛んになり、平田彦造、西垣勘四郎、林又七など、数多くの名工が生まれました。
明治維新以後、武具としての作品は激減し、かわりに装身具や喫煙具などの愛用品に応用され、今日に至っています。
小代焼(しょうだいやき)
小代焼は細川家の御用窯として始まりました。独特のくすみを持った釉薬(うわぐすり)の美しさと、自由で大胆な流しかけの模様は茶人たちを魅了し、400年の昔から高尚な茶陶として使われていました。明治維新(1868年)によって藩の保護が途絶え、一時はなくなりかけたものの、昭和の初めに先達たちが心血を注いで復興にこぎつけました。
特産品
馬刺し
熊本の味の代表格といえば馬刺し。霜降り肉は、マグロのトロのようにやわらかく淡泊な味わいです。薬味にはアサツキ、ショウガ、ニンニク、タマネギのスライスがよく合います。
肥後田楽
生豆腐を短冊に切ってくしに刺し、これを炭火でこんがりと焼き、木の芽風味のねりみそやゴマをたっぷりつけていただきます。
みかんブランデー
南国の太陽をいっぱい吸いこんだみかんを原料に蒸留したブランデーは、熊本名産品のニューフェイス。芳醇な香りとまろやかな口あたりで女性でも飲みやすいと評判です。
海の幸
熊本人の自慢はなんといっても有明海の海の幸。内陸ではお目にかかれないような生きのいい魚介類は、市内の郷土料理店で味わえます。
