長崎 伝統工芸

びーどろ

びーどろ 

ポルトガル語でガラスを意味するびーどろは、16世紀に日本にやってきたバテレンたちがもたらしました。彼らは、織田信長や豊臣秀吉たちに、びーどろや遠眼鏡などエキゾチックな品々を贈って、歓心を買いました。びーどろの魅力は広く人々をとらえたのです。その後17世紀には、長崎の職人が出島のオランダ人から製法を学んで、日用品を作るようになりました。人々はこれを長崎びーどろと呼んで珍重しました。「長崎びーどろ美術館」にはこれらのびーどろをはじめ、ヴェネチアングラス、ボヘミアングラス、イギリス切子などを展示しています。またオリジナル商品の即売も行っています。

●長崎びーどろ美術館――長崎駅から電車と徒歩で25分。

古賀人形

日本三大土人形の一つで歴史はかなり古く、大村藩の浪人小川子三郎が京の土器師から学んだものといいます。江戸時代から代々、古賀村の小川家に受け継がれて来ました。鉄砲を持ったカピタンやシャモを持った阿茶さん、西洋の婦人などを軽妙に型どり、形は素朴ですが大胆な原色で彩られ、大変エキゾチックなかわいい人形です。

古賀人形
べっ甲細工

べっ甲細工 

タイマイという南洋の海亀の甲らから美しい装飾品を作るべっ甲細工は、聖徳太子の時代に遣隋使が日本に持ち帰ったのが初めとされています。庶民のものとなったのは、江戸時代になってからで、中国より輸入された細工物が、丸山遊女に大流行して一般にも広まりました。現在でも飴色をしたクシやアクセサリーは人気の的です。「日本べっ甲文化資料館」では、クシやかんざしなどの装飾品から帆船、宝船、色美しいチャボ(ニワトリ)、コイなどの精巧で美しい置物まで展示され、長崎べっ甲技術の粋が見られます。またべっ甲製作の実演コーナーもあり、今に伝わる技術を示しています。

●日本べっ甲文化資料館――長崎駅から徒歩5分



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