グラバー園 洋館めぐり
南山手一帯は外国人の居留地で、オペラ「蝶々夫人」の舞台にもされました。そこに旧グラバー邸ほか由緒ある8軒の洋館を集めて、当時の雰囲気を再現しています。敷地の中に点在する洋館はそれぞれ個性的で、ここから長崎港が一望できます。
●長崎駅から電車と徒歩で15分
![]() |
旧グラバー邸イギリス人トーマス・グラバーが住んだ、現存するものでは日本最古の木造洋館です。四葉のクローバーの形をしたロマンチックなコロニアルスタイルの建物で、国の重要文化財に指定されています。グラバーは幕末の志士たちへの援助を惜しまず、天井裏には彼らをかくまった隠れ部屋もあるほどです。日本の近代化に尽くし、伊藤博文もグラバーの協力で英国留学を果たしました。 |
旧リンガー邸イギリス人フレデリック・リンガーの邸宅で、1940年(昭和15年)まで子孫が住み続けていました。日本では珍しい外壁石造りの南欧風の木造住宅で、ベランダの石はウラジオストックから持ってきたと言われています。重厚でありながら優雅な感じのする建物で、ハイカラな明治の長崎を彷彿とさせます。 |
![]() |
![]() |
旧三菱第2ドック・ハウス1896年(明治29年)に、三菱重工長崎造船所の第2ドックのそばに建てられた、明治初期の典型的な洋館です。ドック入りした船の乗員の、休憩や宿泊の施設として使用されました。戦艦武蔵の建造なども見てきた、近代日本の造船界の歴史の証人でもあります。 |
中島川 石橋ウォッチング
![]() 眼鏡橋 |
![]() 桃渓橋 |
![]() 編笠橋 |
![]() すすきはら橋 |
![]() ふくろ橋 |
中島川では、いかにも長崎らしいアーチ型石橋を見ることができます。桃渓(ももたに)橋は、住民の困惑を見かねた僧卜意が1679年に完成させたもので、小さいけれど味のある石橋です。続いて編笠橋に古町橋と、次々にアーチ型石橋が現れます。すすきはら橋から振り返ると一覧橋の美しい姿が見えます。そして眼鏡橋。1634年に興福寺住職、黙子如定の技術指導によって架設された、石橋としては日本最古のものです。川面にアーチが映って眼鏡のように見えることから、この名がつけられました。ふくろ橋には遊歩道があって川縁に下りることもできます。この石橋のかかる中島川沿いは骨董品店も多く、アンティークファンはぜひ足を運んでほしい所です。
●長崎駅から電車と徒歩で10分








