佐世保 歴史

世界最古の土器

焼き物の街・佐世保から、世界最古の土器が出土しました。

1973年、佐世保市郊外の瀬戸越にある泉福寺洞窟(どうくつ)から発見された土器は、世界の歴史を塗り変える大発見でした。 それは「豆粒文」(とうりゅうもん)といい、今から1万2000年以上も前の新石器時代につくられたもので、世界最古の土器とされ、国の重要文化財に指定されました。 ところで、佐世保の東の玄関口・三川内(みかわち)は、約400年の歴史を持つ陶芸の里として知られています。 秀吉の朝鮮出兵に同行した平戸藩主が、朝鮮の陶工・巨関(こせき)ら100余名を連れて帰り、平戸中野窯で陶器を焼かせたのが始まりと言われています。 その後、巨関の子・今村三之丞が、陶石を求めて平戸管内を歩き回り、現在の三川内皿山の入り口付近に移り住みました。 三川内焼を大成させたのは、三之丞の子・如猿(じょえん)で、「猿の如し」というおかしな名前は、その顔が猿に似ていたからと言われ、三川内で古くからつくられている舌出し人形は、この如猿に由来しています。 この如猿は、早岐(はいき)の港に揚がる天草の砥石が良質な陶石であることを見抜き、この原料と針尾島の石を結合させることで、他の産地に類を見ない純白の三川内焼を完成させたといいます。

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