建部清庵(たてべせいあん)
飢饉に苦しむ人々を救った名医。
蘭学の発展に大きく貢献し、「一関に過ぎたるもの」とうたわれた偉人です。 1712年、一関藩医の家庭に生まれた清庵は、仙台、江戸で医学を学び、藩医を継ぎました。 1755年の大飢饉の折、「民間備荒録」を著し、食用植物の栽培、野草の特質と調理法をまとめ、飢えに苦しむ多くの人々を救いました。 また、独学でオランダ医学を学び、江戸の杉田玄白と書簡を交わして見識を深め、その書簡は後に「和蘭医事問答」として出版され、医学史上極めて貴重な資料となりました。 |